
楽天モバイルの衛星直通の“圏外対策”がさらに現実的に!
AST SpaceMobileが最新の事業アップデートを発表しました。
2025〜2026年にかけて45〜60基の衛星を平均1〜2か月ごとに打ち上げる計画です。
日本では楽天モバイルの「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」として提供予定です。
提供時期は認証や打ち上げ進捗に左右されますが、実装への歩みは着実に前進しています。
AST SpaceMobileが最新の事業アップデートを発表しました。
2025〜2026年にかけて45〜60基の衛星を平均1〜2か月ごとに打ち上げる計画です。
日本では楽天モバイルの「Rakuten最強衛星サービス Powered by AST SpaceMobile」として提供予定です。
提供時期は認証や打ち上げ進捗に左右されますが、実装への歩みは着実に前進しています。
目次
2025年8月12日発表の要点(AST SpaceMobile)
- 打ち上げ規模:2025〜2026年に合計45〜60基。2026年初頭までに、Block 2 BlueBird のフェーズドアレイ用ミクロン組立を「衛星40基相当」まで完了見込み。
- 投入ペース:2026年Q1末までに少なくとも5回の打ち上げ。2025〜2026年は平均1〜2か月に1回の軌道投入。
- 展開目標時期:米国は2025年末に全国規模の断続的サービス、日本・英国・カナダは2026年Q1に展開開始目標。
- 資金面:上記計画はCEOが「fully funded(必要資金確保済み)」と明言。
出典:AST SpaceMobile公式リリース(Issuer Direct配信)
Rakuten最強衛星サービスとの関係
楽天モバイルはAST SpaceMobileの衛星を活用し、既存の一般的なスマートフォンで衛星と直接つながるサービスを計画しています。2025年4月には国内での衛星経由ビデオ通話の実証が行われ、実用化へ向けた重要なマイルストーンを確認済みです。なお、当初は2026年Q4開始見込みと案内されていましたが、2025年7月31日のイベントにて矢澤俊介社長が「来年の早い時期」の提供に言及しています(最終時期は衛星の投入状況・制度面の整備に依存)。
下記記事で解説しています。
実現すれば何が使えるようになる?
- 圏外対策:山間部・離島・海上など地上局の電波が届きにくい場所でも、段階的に音声・メッセージ・データの提供を想定。
- 災害時の冗長性:地上インフラ障害時のバックアップ通信として機能。
- 専用端末不要の方向性:既存の一般的な4G/5Gスマホでの接続を目指す設計(商用仕様・対象端末は未発表)。
よくある質問(FAQ)
- Q. 日本ではいつから使えますか?
- A. ASTの計画上は2026年Q1が展開目標。楽天側は前倒しに向けた姿勢を示していますが、打ち上げ・認証・運用準備により変動します。
- Q. 専用の衛星対応スマホが必要ですか?
- A. 既存スマホでの直接接続を目指す設計で、国内でのビデオ通話実証も行われました。商用時点の対応端末は公式発表をお待ちください
- Q. 速度や料金はどうなりますか?
- A. 料金・速度・利用条件は商用発表時に確定予定です。
まとめ|“圏外ゼロ”へ備えるなら、今のうちに
AST SpaceMobileの量産・高頻度打ち上げ計画が明確になり、日本では2026年Q1の立ち上げを目標とするロードマップが示されました。楽天モバイル側も前倒しの可能性を示しており、実装フェーズへの移行が近づいています!
正式開始に備え、いまのうちにRakuten最強プラン契約と従業員紹介キャンペーンの活用で準備しておいてくださいね!