
※2026年8月時点の情報です。デザイン・性能に関するレビュー内容は発売時(2025年4月)に実機を確認した記録です。価格・キャンペーンは変更されている場合があるため、最新情報は公式ページでご確認ください。
Phone (3a) レビュー:結論と主要スペック
Nothing Phone (3a)は、楽天モバイルが国内キャリアとしてはじめて取り扱いを開始したNothing製スマートフォンです。楽天モバイル限定カラー「ブルー」が用意されているのも大きな特徴です。「見た目も性能もそこそこ求めたいけれど、ハイエンド価格は避けたい」という方に向いたミドル上位機という印象でした。


| 項目 | 内容 |
| 発売日 | 2025年4月15日 |
| SoC | Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3(4nm) |
| メモリ/ストレージ | 8GB+128GB/12GB+256GB(外部メモリ非対応) |
| ディスプレイ | 6.77インチ Flexible AMOLED/FHD+/30〜120Hz可変/ピーク輝度3,000ニト |
| カメラ | 50MP広角(OIS)+50MP望遠(2×光学)+8MP超広角/前面32MP |
| バッテリー | 5,000mAh/50W有線充電(0→50%約19分) |
| 防水防塵 | IP64(防滴+防塵) |
| その他 | Glyphライト、Essential Key、おサイフケータイ、デュアルSIM(nano+eSIM) |
| 限定カラー | ブルー(楽天モバイル限定。ホワイト・ブラックも取り扱いあり) |
販売モデルとして、楽天版Phone (3a)は8GB+128GBモデルと12GB+256GBモデルの2種類が提供されています。本記事のレビュー機は8GB+128GBモデルです。現在の価格・キャンペーンは記事後半で案内しています。
海外版との大きな違いとして、日本の楽天モバイル版Phone (3a)は「おサイフケータイ」に対応しています。FeliCaチップを搭載し、モバイルSuicaや楽天Edy、各種電子マネー・交通系ICカードをスマホだけで利用可能です。グローバル版Nothing Phoneシリーズでは非対応だった日本独自機能で、実際に駅改札やコンビニ決済を試しましたが、問題なくスムーズに利用できました。
どのモデルもSIMフリーで提供され、楽天モバイル以外のネットワークでも利用可能です(SIMロックなし)。nanoSIMカードとeSIMのデュアルSIM運用にも対応しています。
外観と限定ブルーの質感
発売日当日(4月15日)の午前着で受け取りました。パッケージから所有欲をくすぐられるデザインです。




Nothing伝統の“透ける背面”に深いブルーを重ねた独自カラーは、国内では楽天モバイルだけの取り扱いです。ブラックやホワイトと比べて深みのある青色が、透明な背面デザインと調和して仕上がっています。
背面は強化ガラス、フレームは樹脂ですが組付け精度が高く、201gながら重量バランスが良いため、手に取った瞬間に軽さを感じました。限定カラーという特別感も所有欲を満たしてくれます。


ただし、レンズの出っ張りがあり、机に置くと浮きます。レンズに傷がつかないか気になるところです。なお、スクリーンプロテクターは貼付済みで届きました。


ディスプレイ評価:屋外も快適
約6.77インチのフルHD+(2392×1080)フレキシブルAMOLEDディスプレイを搭載しています。リフレッシュレートは30〜120Hzの可変駆動に対応し、タッチサンプリングレート1000Hz、最大輝度はピーク時3000ニトに達します。実際に利用してみると、屋外でも視認性が高く、日差しが強い日でも地図がしっかり読めました。
画面はパンダガラスで保護され、常時表示モード(Always-on Display)にも対応します。


処理性能とベンチマーク
Qualcomm Snapdragon 7s Gen 3 5G(オクタコア最大2.5GHz)を搭載しています。ハイエンドと比べれば中堅クラスのチップセットですが、実際の使用感は良好でした。アプリの起動や画面スクロールは軽快で、SNSの閲覧や動画視聴、Webブラウジングなど一般的な用途ではストレスを感じませんでした。8GBモデルでもマルチタスクはスムーズで、多数のアプリを切り替えても動作がもたつく場面はほとんどありませんでした。頻繁にマルチタスクを行う方は12GBモデルも選択肢になります。
試した範囲では、中程度のグラフィック設定であれば3Dゲームも快適に動作し、熱暴走による極端な性能低下は見られませんでした。長時間のゲームプレイでも端末が過度に熱くなることはなく、内蔵の大型ベイパーチャンバー(放熱板)が効いている印象です。とはいえ最新フラッグシップ機には及ばないため、画像編集・動画編集など負荷の高い作業では、画面の一時的なカクつきや処理待ちが発生する場合があります。一般的な日常利用では問題にならないレベルで、ミッドレンジとしては必要十分な実力です。
カメラ実写テスト:ズームが光る3眼構成
Nothing Phone (3a)のカメラは、価格帯を超えた充実ぶりでした。背面カメラは50MPメイン+50MP望遠(2×光学)+8MP超広角の3眼構成です。ソフトウェア処理も洗練されており、多彩な撮影シーンに対応できます。


メインカメラ(広角):5000万画素のメインカメラを採用。日中屋外では鮮やかで抜けの良い写真が撮れ、細部までくっきり描写されます。AIによる自動シーン認識とHDR処理(Ultra XDR機能)が効いており、逆光下でも被写体の暗部から明部までバランス良く表現できました。色味はナチュラル傾向で、肉眼に近いリアルさを保っています。夜景ではOISの効果とマルチフレーム合成により、手持ちでもブレの少ない明るい写真が撮れました。
超広角カメラ:広視野120度の超広角カメラは、ダイナミックな画角で風景や建物を撮影するのに便利です。画素数は800万画素ですが、十分な解像感があります。昼間の撮影では周辺まで比較的シャープに写り、色調もメインカメラと統一感がありました。接写モード(マクロ撮影)も兼ねており、数cmの距離でもピントを合わせられます。
望遠カメラ:本シリーズで初めて搭載された望遠カメラは5000万画素で、2倍の光学ズームを備えており、画質劣化のないクローズアップ撮影が可能です。ポートレート撮影では背景ボケを活かした印象的な写真が撮れます。センサーの高解像度を活かした4倍までのロスレスズームにも対応し、最大30倍の「ウルトラズーム」はデジタル補完が入りますが、AIによる超解像処理で被写体の輪郭を保とうとする工夫が見られました。
フロントカメラ:3200万画素のセルフィーカメラは高精細で、SNS投稿にも耐えうるクオリティです。画角も広めでグループセルフィーにも対応できます。暗所では画面フラッシュ機能が役立ち、照明が少ない場所でも明るく自撮りできました。
総じてNothing Phone (3a)のカメラシステムは、このクラスでは上位クラスの実力と感じました。TrueLensエンジン3とAI補正によって、撮って出しで満足できる写真が撮れます。最近のAndroid機は発色傾向が極端に派手な端末も多いですが、Nothing Phone (3a)は自然な発色で、完成度のバランスが良い印象でした。
バッテリー持ちと充電速度
容量5000mAhの大容量バッテリーを内蔵しています。急速充電は最大50W(USB Power Delivery対応)に対応し、約20分で50%まで充電できました。実使用でも1日以上の電池持ちで、通常利用では夕方まで余裕を持って残量が残ります。ゲームはせずウェブやSNS中心の利用で、就寝時に20〜40%の電池が残る結果でした。ワイヤレス充電には非対応ですが、急速充電が使えるため特に不便は感じませんでした。
ソフトウェアとGlyphライト
Nothing独自のNothing OS 3(レビュー時点で3.1にアップデート済み)が搭載されています。Androidをベースに洗練されたUI/UXを実現し、独自のアイコンやフォント、アニメーションによる統一感のあるデザインが特徴です。操作感は純粋なAndroidに近く違和感はなく、不要なメーカーアプリのプリインストールもありませんでした。


Essential Space
側面のEssential Key(追加ボタン)から呼び出すEssential Spaceは、音声メモを自動文字起こしし、AIがToDoに整理してくれる機能です。ユーザーの日々のタスクやアイデアを記録・管理してくれるAIアシスタント機能で、要約や分類は現時点では英語対応が中心ですが、今後のアップデートで日本語対応や機能拡充が期待されます。
Glyphライト
Nothing Phone (3a)最大の特徴が、透明な背面デザインとGlyph(グリフ)インターフェースです。背面パネルは強化ガラス製で、内部基板やパーツの質感が透けて見える近未来的なルックスです。背面に埋め込まれたGlyph LEDライトは、着信や通知に合わせて背面LEDが点滅・点灯し、視覚的フィードバックを提供します。スマートフォンを伏せて机に置くと、着信時にはあらかじめ設定した光と音のパターンで通知してくれ、着信相手ごとに異なるパターンを割り当てることもできます。タイマーの残り時間や充電残量に応じてGlyphライトが進捗バーのように点灯する使い道もあります。
ただし、実際のところ、日常で活躍する場面は限られる機能ではあります。光るスマートフォンとしては面白いアイデアですが、決定的な使い道があるわけではない、というのが正直な感想です。


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現在の価格と購入方法
Phone (3a)の128GBモデルは、一括払いで48,900円です。他社から電話番号そのまま乗り換え(MNP)で申し込むと22,000円の値引きが適用され、値引き後価格は26,900円になります(要エントリー。キャンペーン内容は変更される場合があります)。256GBモデルは、ポイント還元キャンペーンの対象です。端末の下取りサービスを併用すると、実質負担額をさらに抑えられる場合があります。限定カラー「ブルー」の価格差については、申込時に公式ページの表示でご確認ください。
48回払い(1,018円/月〜、楽天カードのみ)や24回払い(2,037円/月〜)での分割購入にも対応しています。最新の価格・キャンペーンは、公式ページで確認してから申し込んでください。
楽天モバイルの申し込みを検討している方へ
楽天モバイルには、社員から紹介を受けて申し込むと特典ポイントが受け取れる従業員紹介キャンペーンもあります。従業員紹介の案内ページで、申込区分ごとの特典内容や対象条件を確認できます。
公式ページ
よくある質問
- Nothing Phone (3a)の楽天モバイル限定カラーは何ですか?
-
「ブルー」が楽天モバイル限定カラーです。ホワイト・ブラックも取り扱いがあります。
- Phone (3a)はおサイフケータイに対応していますか?
-
対応しています。FeliCa対応で、楽天Edy・Suicaなどが利用できます。
- Phone (3a)のカメラ構成はどうなっていますか?
-
50MP広角+50MP望遠(2倍光学)+8MP超広角の3眼構成です。前面カメラは32MPです。
- 防水・防塵には対応していますか?
-
IP64(防滴・防塵)に対応しています。
- ワイヤレス充電には対応していますか?
-
対応していません。有線の50W急速充電に対応しています。
- SIMフリーで購入できますか?
-
可能です。楽天モバイル版もSIMロックがないため、他社ネットワークでも利用できます。
まとめ:個性と実力を両立したミドルレンジ
Nothing Phone (3a)楽天モバイル限定ブルーモデルは、デザイン性とバランスの取れた性能を両立したミッドレンジスマートフォンでした。遊び心がありつつ、実用性も備えています。
- 120Hz・最大3,000ニトの大画面ディスプレイ
- ミドル上位SoC+2倍光学ズームのカメラ
- Glyphライト・Essential Keyなど独自のAI・光機能
- おサイフケータイ対応で日本での使い勝手も良好
- 楽天モバイル限定カラー「ブルー」あり
ハイエンド級の性能や完全防水(IP67クラス)を求める場合は他機種が候補になりますが、「見た目が良く、写真もきれいで、ハイエンドほど高くないスマホがほしい」という方には向いている一台です。楽天モバイルへの申し込みを検討している方は、従業員紹介キャンペーンの対象条件もあわせて確認しておくと、特典を取りこぼしにくくなります。











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